課題解決事例
省力化装置複数ヘッド駆動
省力化装置の各工程を一つに集約する為ラック同列上に複数ピニオンを配置し1工程で作業完結する装置の製作を検討していたが、ラックアンドピニオンを同列上に配置すると停止位置のバラつきが大きく不具合の発生に繋がっていた。
解決の内容・施策
効果・メリット
ラックアンドピニオンをTCGランナーへ置換えたことにより停止精度が向上。
複数ヘッドでの位置決め制御が可能となった。
また、TCGランナーの噛合い部が転がり接触となるため、歯面の摩耗が低減、ラックの交換やメンテナンス頻度が大幅に削減され、ランニングコスト低減に貢献した。
1.高精度な位置決めが可能。
2.停止時にバックラッシによる衝撃が発生しない
3.ノンバックラッシで転がり接触の為、正逆の切り替えしが滑らか
4.噛合い部が転がり接触となるため、歯面の摩耗が微小となり交換に必要なランニングコストを削減