課題解決事例

カムラック2列同期運転

高重量のワークの移載にTCGランナー「CPC/CRC4012型」を検討していたが、搬送物の荷重がカムラック許容荷重をオーバーしていた為、他の搬送方法を模索していた。

他メーカーのラックアンドピニオンも検討したが、バックラッシと位置決め精度の観点から使用が困難であった。

解決の内容・施策

カムラック「CRC4012A」2本を並列で使用することを検討。TCGランナーはバックラッシが無いことから同期駆動が行いやすく、ローラピニオンとラック歯面が常時接触していることから各歯の接触箇所を2点に分散することができるため、並列使用により高荷重物の可搬が見込まれる。

効果・メリット

TCGランナーを2列並列で使用したことで、1列では搬送できない重量物を搬送することができた。

※カムラックは2列並列させることで許容荷重の1.5倍まで搬送可能。

またメンテナンス性の高さ(TLS使用)と低摩耗な特徴により、製品の寿命期間も長くランニングコスト低減に繋がった。

採用製品:TCGランナー
CRA&CPA/CRC&CPCシリーズ

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